リチウムイオンバッテリーの火災が増えています!
他の種類のバッテリー(ニッカドやニッケル水素)に比べて大容量、高出力、軽量である利点から小型で大量の電力を必要とする製品に多く使用されています。
例えば
モバイルバッテリー、携帯電話、コードレス掃除機、携帯扇風機、ワイヤレスイヤホン、加熱式タバコ・・・
しかし、便利な反面、この電池には可燃性の有機溶剤の電解液が使用されているため、衝撃等により内部短絡して火災が発生するおそれがあります。富山県東部消防組合消防本部管内でも令和6年度で2件発生し、負傷者も出ています。
安全に使用するために
① 使用する前に取扱説明書をよく確認する。
② 衝撃を与えないよう適切に取り扱い、むやみに分解しない。
③ 製造事業者が指定する充電器やバッテリーを使用する。
④ 充電器の接続部が合致するからといって、充電電圧を確認せずに充電しない。
⑤ 膨張、充電できない、バッテリーの減りが早くなった、充電中に熱くなるなどの場合は使用をやめ、製造事業者や販売店に相談する。
⑥ 熱のこもりやすい鞄の中などでの使用を控える。
⑦ 万が一の被害に備えて不燃性のケースなどに収納する。
⑧ 処分する際は、製品の取扱説明書をよく確認する。また、地域のごみ回収方法をよく確認する。
万が一発火したときは
電池から煙や火花の飛び散っているときは近寄らず、火花が収まってから消火器や大量の水で消火するとともに119番通報をしてください。
https://youtu.be/P_b32RG02eM?si=fioiFg-Qz8ieQjhs
https://youtu.be/ZkjmdPlXBeI?si=VnutNNmSHH2RMq3J
画像提供:NITE