令和6年春季火災予防運動の実施について
令和6年3月20日(水)から3月26日(火)まで「令和6年春季火災予防運動」が実施されます。
この運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるにあたり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的としています。
〇最重点目標 〇重点目標
1 住宅防火対策の推進 1 特定防火対象物等における防火安全対策の徹底
2 林野火災予防対策の推進 2 放火火災防止対策の推進
3 製品火災の発生防止に向けた取組みの推進
4 多数の者が集合する催しに対する火災予防指導等の徹底
5 乾燥時及び強風時の火災発生防止対策の推進
6 地震火災対策の推進
〇住宅用火災警報器の設置及び点検について
住宅用火災警報器の電池の寿命は長いもので約10年です。設置してから10年以上経過したものは、交換をお勧めします。住宅用火災警報器が正常に作動しているか確認する方法として、住宅用火災警報器のボタンを押すかひもをひくことにより確認できます。
【正常な場合】 正常を知らせる音声や警報音が鳴ります。
【反応しない場合】 故障や電池切れが考えられますので、交換をお勧めします。
〇地震による火災の対策について
地震の発生により、転倒のおそれのある家具は固定しましょう。家具の固定は揺れから命を守るだけでなく、火災予防にも繋がります。転倒した家具により電気機器のスイッチが入り火災になった事例もあります。
可燃物は暖房器具の近くに置かないようにしましょう。暖房器具やコンロの近くに衣類や燃えやすいものがあると地震による揺れで落下し火災となるおそれがあります。暖房器具の近くに落下する可燃物等がないか確認をお願いします。
停電復旧後の火災にも注意してください。地震により停電となった場合、復旧後に損傷した家電や配線などから出火するおそれがあります。家電を使用する場合は、家電や配線に損傷がないか確認してから使用して下さい。