消防救急デジタル無線の運用開始について
概要
消防用無線は、電波法関係審査基準が改訂され、150メガヘルツ帯の周波数を使用したアナログ通信方式の使用は、平成28年5月31日までとされました。 富山県東部消防組合では、デジタル通信方式に変更するため、平成25年度から消防救急デジタル無線整備の整備を進め、平成27年2月25日より「消防救急デジタル無線」の運用を開始しました。
情報伝達の確実化
アナログ無線機と異なり、雑音が少なく、明瞭な音声で確実な通話ができます。 また、発信無線機の名称が液晶ディスプレイに表示されるため、情報元が明確になり、指揮命令系統の円滑化が図られます。
通信セキュリティの向上
無線通信の暗号化、第三者による不要な傍受を遮り、傷病者や災害住所といった個人情報や重要情報をより安全な環境で通信できるようになります。
多種多様な通信手段
個別セレコール通信を用いて、車両を特定して通話が図れるなど、災害現場の隊員に必要な情報をより確実に伝達できるようになります。
主な設備
署所
卓上型固定移動局無線装置 署所端末受令機
車両

車載型移動局無線装置
災害現場



携帯型移動局無線装置 署活系無線機 可搬型移動局無線装置